オヤジのつぶやき

Emerson, Lake & Palmer - Karn Evil 9 3rd Impression




「悪の教典＃９　第３印象」だ。

１９７３年はちょうど「２００１年宇宙の旅」が映画公開された年で、その影響もあるのだろうか、ピート・シンフィールドの描くストーリーは、人類がコンピュータとの格闘をするという着想だ。

ちょうど主人公と人工知能HALとの戦いとダブる。



その為か、かなり近未来的な音作りを意識しているようで、シンセサイザーの嵐だ。


脱線するが、ＨＡＬの名前の由来は、当時のIBMから来ていると知っているだろうか？

Ｈ→Ｉ
Ａ→Ｂ
Ｌ→Ｍ

アルファベットを一文字進めると判りやすいだろう。


この曲は恐ろしく密度が高い。
よくもまぁ３人でこれだけの演奏が出来るものだ。

エマーソンの卓越した演奏能力とレイクのツボを押さえたベーストーン、手数の多いカールのドラムテクニック、全てが誰よりも目立つ事を考えて演奏した場合、その自己顕示欲が火花を散らしあい、ここまでの素晴らしいライブを魅せる事が出来るのだろう。

いやはや、さすがだ。




そりゃあ、こんな演奏されたらギターは確かに必要ないわなｗ



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