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easy money トヨタ自動車 ist CM楽曲

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2008年05月31日

easy money





オダギリ・ジョーが出ていたトヨタ「ist」のCM使用楽曲「easy money」


このCMかなり質が高いと思う。
数あるCMの中でもかなりハイセンスなつくりじゃないかと思うが如何だろうか?


従兄弟がトヨタに務めていて、たまにCMについての話をするが、その時もべた褒めしておいた。


年間通してもワシの中では高得点をあげてもいい部類に入る。


それ位格好イイCMだった。


オダギリ・ジョーの怪しくも不思議な雰囲気といい、楽曲の持つイメージを、車体の色の数だけ作ったCMといい、この頃のクリムゾンのイメージを心憎いほど昇華している。


しかし、車自体はあまり売れていないのだそうだ。
残念。




このCMを企画して製作した会社および監督のセンスの良さは今後も注意して見る必要があると思う。





多分にこの頃のキング・クリムゾンの持つイメージは、いわゆる神秘主義だ。

「太陽と戦慄」期のクリムゾンはフィリップがニューヨークで魔女に出会いインスピレーションを得たという噂がつきまとう位に、不可思議な雰囲気を持つバンドだ。

イエスを電撃脱退したビル・ブラッフォード、フィリップと同郷のベーシストのジョンウェットン、無名のバイオリニストであるデヴィッド・クロス、そしてこの時期のイメージを強力に作り上げ、このアルバム1枚のみでツアーにも出ずに脱退したパーカッショニストのジェイミー・ミューアが新たに参加して作り上げた傑作である。



フィリップは常に1作目である「クリムゾン・キングの宮殿」の存在の大きさを超えられずに悩んでいたに違いない。
それまでも高レベルなアルバムを発表してきたにも拘らず、通算6作目にしてようやく肩を並べる作品を作り出した。

そこにはオリジナルメンバーはフィリップしかいない。

別のバンドとして活動するつもりでメンバーを召集したが、音楽性や追求する方向がオリジナルのキング・クリムゾンと同タイプであることから、バンド名を「キング・クリムゾン」として新たに活動を開始する。

オリジナルバンドが持っていた叙情性と哲学性イアンピートのもたらした部分)を最大限に排除し、凶暴性とストイックさを前面に押し出し、劇的な変化を遂げた。

砂漠の風を感じるような湿度の低い乾燥した音がなんとも心地よく、この曲はそういう雰囲気のアルバムの中でも、一種清涼剤の役目を果たすかのような役割を持っている。

ウェットンの乾いた声がまたカッコイイ!!


このアルバム日本ではメチャメチャ流行った。

何故か普通の喫茶店でもレコードでかかっていた位w

オリジナルバンドもテクニシャン揃いだったが、この時期のクリムゾンはブラッフォードとウェットンの鉄壁のリズム隊が素晴らしく、高度な楽曲をライブ上で再現し、伝説の公演も数多く残している事でも有名。

有名なブートレグ(海賊盤)もこの時期に集中している事から、如何に人気が高いかわかるだろう。







というわけでこの曲をCMに使用したトヨタはエライ!!
前にもヴェロッサのCMで「21世紀の精神異常者」を使用していたな・・・・・さすがトヨタだ。












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Posted by 泉谷オヤジ at 23:55│Comments(0)キング・クリムゾン
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